幕末の偉人の中でも、日本人に多く愛されている西郷隆盛。
明治維新の立役者であり、数多くの功績を残しているにも関わらず、
西郷隆盛の顔を撮影した写真は1枚も見つかっていません。
世に残っているのは肖像画と銅像だけですが、これらは本当の西郷隆盛の顔なのでしょうか?
■写真が一枚も残っていない?
西郷隆盛といえば、ふくよかな体格で顔も濃くて眉毛が太いようなイメージですよね?
それはなぜかというと、わたしたちがよく目にする肖像画のほとんどがそうだからなんです。
しかし!その肖像画を描いた人ですら、本人に会ったことが無かったり、想像で描いたりという物がほとんどだといいます。
諸説ありますが、西郷隆盛が誰にも写真を撮らせなかった(写真を残さなかった)理由には、政府の暗殺から身を守るためだったのではないか?と言われています。
■糸子夫人「うちの主人はこんなお人じゃなかった 」
上野公園にある有名な西郷隆盛の銅像。
明治31年(1898年)この銅像の序幕式の際、
夫人の糸子が
「うちの主人はこんなお人じゃなかった」
と、泣いて取り乱したという話が有名です。
その話から、「西郷隆盛は実際にはこんな顔ではなかったのではないか?」
という噂が広まったそうです。
※夫人は「主人は礼儀をわきまえる人で、人前に出る時はこんな浴衣姿ではなくきちんと正装をしていた」という意味で発言していたという説が有力ではありますが・・・。
とにもかくにも写真が一枚も残っていない西郷隆盛ですから、
西郷隆盛の顔については、今でもいろんな想像や噂話があるようですね。
2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」にキャスティングされたのは
結構な塩顔?の鈴木亮平さんだったり・・・
もしかしたら・・・・
銅像や肖像画のようにふくよかで濃い顔ではなく、
すらっとした塩顔の西郷隆盛だったのかもしれませんよ・・・。
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